ながされて無職

無職になった50代女性一人暮らし。ずっと働かないわけじゃない。

おししい回るお寿司、そして破滅の快楽

はい、またやっちゃいましたよ。ふふ。

外食です。回る寿司屋に行きました。

 

落ちていく快楽

1.外食に向かう心理

次回の歯科診療で、歯の詰め物に高額出費をするかどうか決断を迫られている私。迷った末に、6万円(+消費税)の出費をしてしまいそうな気配濃厚。

なのになぜ、さらに外食という余計な出費を?

 

そう、もうヤケクソなのです。

 

今月からDAZNを再開し、余暇には十分お金をかけています。ゼイタク。

預金切り崩し生活には、もはや余裕はなし。

なのにどうして・・・。

2.ヤケクソ、それは破滅の快楽

全財産をええいとつぎ込むギャンブル。家庭や社会的地位を失墜するまでのめりこむ不倫。

破滅の予感におびえつつ身を浸す快楽は、より深いものとなる。

私の外食も、背徳の喜びに満ち満ちて、より味わい深いものに。

 

私の場合は経済的危機に近づく事態なのですが、どうやら歯の6万円(+消費税。消費税の高額さに毎回書かずにはいられない)という金額に私が想像以上にダメージを受けており、脳のストッパーが緩んでしまっているようなのです。

その証拠に、アマゾンプライムのお試し期間にまで突入してしまったのです(1か月無料)。無駄遣いがものすごい。 

3.破滅の快楽、私が味わった最大のもの

破滅の快楽。

良い子と良い大人は決して、決してまねしないでね。約束だよ、ほんと。

私の味わったもので最大のもの。

それは・・・。

 

 

「退職を上司に告げた瞬間」

 

 

これなのですよ、ほんとに。

それも桁違いの強さ。激烈。

 

続けるかそれとも辞めるのか。

苦しみに苦しみ、悩みに悩み、もうちょっと頑張れそうとも思いつつ、ついについに言い放ったあの瞬間。

 

「やっちまったーーーーー!!!」

 

脳からわけのわからない物質がどばーっと放出。

そして得も言われぬ解放と高揚。

訪れる多幸感と万能感。もう無敵の状態!

「落ちるところまで落ちてやれー!なるようになれー!」

 

何度もやらかしているので本当に分かるのです。

これが、私が何度も仕事を辞める大きな要因。頭、おかしい。

けれどもう理性では止められないのです。

 

ああ、良い子のみなさん、良い大人のみなさん。

どうか約束してほしい。

決して私のようになってはならない。

なっては・・・ならない・・・ヨ・・・。

 

回る寿司、堪能

  • 青く輝くアジ
  • 脂ののったハマチ
  • 小ぶりながらカリッと香ばしく揚がったエビの天ぷら2尾(サイドメニュー)
  • つやのあるマグロの赤身
  • 締めに磯の香りも豊かなかんぴょう巻

以上、全5皿(全て100円皿、変なところで節約発動)、1160円也。

計算が合わないですって?

もちろん、大人の飲み物をつけてしまったからデスヨ!

 

はあ~~~。

おいしかったよ。

背徳の調味料も効いたのか、またとないおいしい食事とうるわしいひと時を堪能しました。

 

この寿司屋は、ものすごく機械化に積極的。

タッチパネルで座席が決まり、スマホで注文でき(タッチパネルさえ触らない)、会計も無人の機械でスマホでできる、と、ほぼ店員さんとの接触なしでした。

はー、世の中変わるねえ。私は相変わらずだけどー。

 

 

生きている!

今日もこうして私は生きている!無職で幸福に生きている!

そもそも、幸福を求める必要があるだろうか!

世に確たるものなどない!

なるようにしかならないではないか!

(マズイ。多幸感・無敵感が続いているゾ・・・。)