ながされて無職

無職になった50代女性一人暮らし。ずっと働かないわけじゃない。

大好き!ウインドーショッピング

大好きなんです!ウインドーショッピング!

 

昨日久々に街へ出ました。用事を済ませた後、ショッピングエリアへgo!

わくわく!

 

特に好きなエリア

1.インテリアショップ

まず最初は、家具メインで雑貨もおいてあるお店へ。

家具屋大好き!

お店が部屋のようにディスプレイされていたりします。

 

ほお、木や皮がメインに使われとる。ナチュラルかつ無骨な雰囲気。男の人が好きそう。

鉄を使っているのに重みを感じさせない職人の技が素晴らしいよ。

 

こっちはアジアンリゾート風か。

木の皮みたいなあみあみがいっぱい使われとるな。

この観葉植物、葉っぱが落ちるやつかなあ、世話大変。

 

こっちはシックかつ重厚。重役の家だな。

なになに?1930年代に生まれたイタリアブランド?うっわ、一人掛けソファたっか!

 

このように、家具の細部、調度品、飾られている絵、説明書き、お値段など、一つ一つを見ていくと、時間がどれだけあっても足りないのです。楽しい!

服屋とは異なり、すぐに店員さんが「私も同じの持ってるんですよー」と寄ってこないのもゆっくり見られてよいです(私の貧相さから「コイツ買わない」と見抜かれているのかしら)。

2.かわいい小物のお店

うーんとかわいいメルヘンな小物を見るのも実は好きです。

 

この花とマカロンみたいののセットかわいい!

え?これ風呂に入れるのかい?食っちまうとこだったよ。へへへ。

 

このクッション変わってる!一面に花びらがついとるよ。しかしこりゃ埃たまりそうだな、洗濯するとしわしわになりそうだし。さーて、どうするどうするう?

 

このティーセットっていうの?ポット&カップ&ソーサー。

ふちが金でひらひらだよ。繊細な造りでかわいいねえ。シャーベットみたいなうす緑もいい色だ・・・。

これが似合うお嬢さんってどんな生まれだろうな。はあ、別世界別世界。

いや、生まれ変わったら石油王の娘かもしれないゾ。

 

こうしてあっという間に時は過ぎるのでした。

 

ウインドーショッピングの楽しさとは

1.芸術品を愛でる

よくあんな素敵なものを作れるなあ。

心がいろいろな方向に動かされるということは、もはや芸術品のそれですね。

一つ一つが全て、いろいろな味をもっているよ。

素材、色、形、コンセプト・・・。

作り手それぞれの思いを熱く味わう楽しさよ。

 

家具などの実用品は、工芸品を見ている感覚。

使用感のイメージも広がります。

2.非日常的空間に身を置く

店に入ったとたん、押し寄せる独自の世界観。

高級ホテルからディズニーランドまで、非日常的空間はいろいろあるけれど、街のそれぞれのお店もがんばっているよ。

そこに思い切り身を浸し、しばし日常を忘れ飛翔する喜び。

3.「買わない、欲しくない」心の平静さ

それだけ熱心に見ていて、手に入れたくならないのでしょうか。

それがですね、全く欲しくならないのですよ。

 

私は、ここ最近、物を持ちそれを世話をする大変さにちょっとげんなりしておりまして、減らす方向に気持ちが傾いております。それもあってか、「きれいだなー、おしゃれだなー」と愛でてもそれを手に入れたいとは感じないのです。

なので、極めて平静。

 

ただし、それが幸せかというと決してそうは思いません。

若いころのように、「あれ欲しい!」と飢餓感でぎらぎらしていたときの方が、「生きている」実感があったような気がするのです。

再び、そういう欲望が欲しいなあとたまに思います。

 

私の要注意エリア

そんな楽しいウインドーショッピングですが、私には行ってはならないエリアがあります。

心が乱され、平静ではいられなくなるエリア・・・。

 

それは、洋服屋

ここだけは、ブツを手に入れたくなるのです。

それも「買ってうれしい」わけではありません。

 

「無いと困る(実際は無くても困らない)」と思い探す → もっと似合うものがあるはず → これなんか違う → もっと似合うものがあるはず → 違う → 違う → 違う → きいいいいい!(発狂)

 

服に関しては、おそらく自分の若いころからの容貌へのコンプレックスみたいなものが関係していると思うのです。

年をとってかなり楽になりましたが、今でも服を買うのは苦行です。

なので、あまり近寄らないことにしているのです。(なのにたまに急に買う。なんでだよ。)

 

ということで、昨日は街をぶらぶらし、十分堪能。

無職の趣味としては、お金も使わず非常によいのではないでしょうか。

(でも、その後、案の定外食・・・むむむ。)