16平米の部屋には何がある?
日差しが降り注ぐ朝です。
天は無職にもそうでない人にも陽の光を届けてくれるね。ありがたいことです。
さて、本日は、わがうるわしき宮殿を女王自らが案内してつかわすぞよ!
宮殿見学ツアーへようこそ!
間取り
はい、お疲れさまでした。見学は以上です。
家具と持ち物を減らしました
いやあ、すがすがしいまでのコンパクトさ。
それでいて、衣食寝がバランスよく叶う、計算された間取り。
いわゆる部屋部分は5.5畳くらいかな。掃除がラク。
女王は満足であるぞ。
これならメイドもいらないわ。
1.持ってきた家具
この部屋に引っ越すにあたり、「こりゃ徹底的に減らさないといかんな。というより、生きるのに必要なものだけ持って行かんといけんな」と考えましたヨ。
その結果、以下のものが生き残りました。
上の間取り図の赤枠だよ。
- 布団 …四つ折りに畳んで重ねる。下にはすのこ。
- 冷蔵庫 …大きめ。冷凍庫が大きく霜取りがいらない。
- カラーボックス …新たに買いました。横置きにして上には電子レンジ。中に炊飯器と食器、書類・本。
- ちゃぶ台と座布団 …寝るとき窓際に移動します。そこに布団を敷く。
2.処分した家具
お世話が辛くなり(新居に入らないし)、お別れしました。
- テレビ …コードのもじゃもじゃに耐えられなくなったヨ。
- カーペット …敷き詰めたいタイプだったの。
- ローボード …テレビ台。引き出しいっぱいついていた。
- チェスト …服用の5段引き出し。
- 本棚
- クローゼット …縦1.8mくらい。重い、ただただ重い。
- 電子ピアノ …血迷ってお教室に行っていた時期があった。その名残。
3.その他、処分したもの
- 靴・鞄
- 服
- トースター、鍋、やかん、食器
- 本
処分する基準は「お世話できるか、できないか」
新しい部屋は収納が少ないことが分かっていたので、持ち物を減らしたヨ。
いやあ、「ミニマリスト」の人のブログやYouTubeを見ると驚くよ。徹底して「今使用しないもの」は持たない人もいるね。
私の場合はまだ無理かなあ。特に「服」。これ、本当に「着るものだけ」にすればさらに少なくなるんだよねえ。女王様、ドレスには未練が残っているの。
また、よく「一旦捨てて、どうしても必要なら買えばいい」ともありますが、これから無職になるわけで、あまりほいほい捨てても再び気軽に買うこともできないような。何より探して買うこと自体が面倒で。
そんな私の処分する基準は、ずばり
「お世話できるか、できないか」
でした。
当時(今も)、「何にもしたくない、ほんとに何も」という重い病に侵された女王は(この設定しつこい)、執事もメイドも宮殿を去り(元からいない)、「自分の世話さえやっとなのに、これ以上民の世話などやってられっか」という事態に陥っていたのでした。
そして、仕事も辞め、お世話する持ち物もぎりぎりに小さくして、新たな宮殿へとお引越しをされたのでした。
小さい部屋は物が増えない
1.部屋の余裕
そうそう、この部屋の気に入っているところがもう一つありまして。
玄関から部屋スペースに行くところ(3点ユニットの横)にちょっとした廊下のような場所がありまして、そこには何も置けないのです。
すばらしい!
16平米ワンルームのなかに余白を盛り込むこの余裕!
部屋が「必要なもののみ」というのでは、あまりにも悲しいではないか。
この廊下らしきスペースが、生活感からちょっと離れたさわやかな空気をもたらしてくれるのでした。
2.収納も小さい
- クローゼット …幅40㎝。コートが掛けられて助かったよー。
- 玄関わき収納 …下駄箱なのだが大きめなので何でも入れている。ここに入れるしかない。
- キッチン下 …ごくごく狭い。が、有効活用。
3.物を増やそうという気にならない、なれない
そう、この部屋では、新しく物を増やすと置くところも入れるところもないのです。
「これ買って、今ある何を捨てるわけ?」
となると自然に買うことが減ることに。
荷物の多さにお悩みの世の民よ(いい加減これヤメロ)。「小さく収納のない部屋への引っ越し」というアクロバティックな方法もあるぞよ。
と言いつつも、なぜか服に関してはストッパーが外れてつい買ってしまうのであった(それもしばしば)。
買った後、「必要でもないのになぜ買ったんだ!私のバカバカ。着ていくところもないくせに!」「ああ、無職なのにお金を捨てるようなことしてしまった。安息の日が減ってしまったではないか」「そもそも同じような服持ってるし。どれか捨てる?それともぴちぴちに詰め込む?」と、大いに後悔し悩むようなはめに毎回陥っている。
なぜだ、なぜなんだ。誰か助けて!
以上、16平米の現場からお伝えしました。