ながされて無職

無職になった50代女性一人暮らし。ずっと働かないわけじゃない。

入居審査に通るためには

 

本日は「引っ越しネタ」の続き。入居審査です。

入居審査の結果

なんと、不動産屋訪問3日後に「審査通りましたヨ」のメールが届きました。早い。

「契約の手続き日までに準備しておいてね(住民票、印鑑)」「正式な金額は後日請求書をメールするよ。それ振り込んでおいてね」「契約の手続きいつやる?」などの事務連絡とともに。

入居審査に通るためにすることは、コレだ!

さてここで、不肖エンドウ、不動産屋でも大家でもありませんが「入居審査に通るためにすること」について私見を述べたいと思います。 

1.大家さんの求める店子は

ズバリ

 1)家賃を確実に支払い続けてくれる

 2)やべー部屋の使い方をしない

この2点を満たす人と考えます。

 

1)の「家賃の支払い」については、「定職についている」「年収と家賃のバランスが取れている」などは前提。

重要なのは、今後そいつが急に無職になったり(汗、)もしくは借金の返済に追われている背景があったりなど、支払いが滞る要素が垣間見えないかということなのであります(机をドン!)。

例えば、39000円の部屋を借りるのに高級バッグに宝石じゃらじゃらではまずいわけです(収入に合わない浪費生活、みえっぱり)。

今回ワタクシの不動産屋さんで放った第一声が「安ければ安い方がいいです!」であったことに関しましては、深く反省する次第であります。「こいつ、かなりせっぱつまってんじゃね?支払い大丈夫か」との不安を与えてしまったことにお詫び申し上げます。

大家としては、滞納も困るが入退去の繰り返しも困る。退去者がでれば、次の入居者が決まるまでは無収入なわけで(部屋のローン残ってたら大変!)。「住み続けてくれる」って人がありがたいわけです。

 

2)の「やべー部屋の使い方をしない」については、私が大家だったら最も重要視するかな。

部屋をとんでもなく汚しそうな人とか壁に穴をあけそうな人は少しでもその気配が感じられたらお断りしたい。さらにできることなら、部屋を大切に、きれいに使ってくれる人に入ってほしい。

部屋は大家の自分にとって大事な資産。と同時に、壊れたら直し、汚れたら張り替え、長年大切にしてきた宝物。愛着もあるわな。

その大切な部屋を、簡単に汚したり壊したり値打ちを下げたりする人には使って欲しくないのが正直なところ。

 

大家さん!今回、クロスと床を張り替えたばかりのきれいな部屋に入れてくれてありがとうございました。ワタシ大切に使います。家賃も払います!(当たり前)

 

2.不動産屋さんへの印象を大切に

先ほど、大家さんの店子となる人への不安を述べました。そうなんです!(再び机ドン!)大家さんは会ったことも見たこともないヤツに対して、大事な部屋を貸す審査をしなければならないのです。

では、「やべーやつ」でないかどうかといった書類では分からないところの情報をどう掴むか。

そうです!そのお仕事は不動産屋さんにお任せしているのです。どれだけあなたに収入があったとしても、その不動産屋さんが「金はあるがやべーやつ」と判断すればそれすなわち「あなたはやべーやつ(人差し指で指さされている)」なのです!

 

3.不動産屋さんで心掛けること

今回、ワタクシが「やべーやつでないことアピール」をするべく心掛けたことは、以下のとおりです。

1)華美でもなく、かといって貧しすぎもしない、「ちょうどよい」服装

会社員としてまっとうに働いている人の、収入に見合った服装を選択。休日の服装(ラフなもの)というよりはオフィスで働いている(笑)ことがイメージできるような服装で臨みました。

服装によって向こうの対応も変わるのが、悲しいですが世の常。

 

2)常識的言動

挨拶、敬語、丁寧な物の使用(お借りしたボールペンの扱いとか)、動作時に音を立てない(ドアの開け閉め、椅子に座る時、内見時のお部屋の触り方?)など、常識的振る舞いを使用。

また、不動産屋さんでは「家賃交渉」など、相手の意にそぐわないお話も必要なわけですが、決してごり押し感は出さず。「~だと助かるな~と思うのですが、できる範囲でお願いしてみてもらえますか」くらいの、珍しく回りくどい言い方で押さえました。ここらへん、ちょっとヘタ。

3)健康的に見えるたたずまい

50代の部屋探し。体と脳の衰えや気力の減退、体力低下、疾患発症など多くの問題を抱える年頃。

いかん!それではいかん!ここで「仕事辞めそう」「部屋での孤独死」などの不安を与えてはいけないのです。

そこで「3割増しの健康」をイメージし、「姿勢・表情・化粧」に留意。そう、「いきいき現役感」の発出です。

4)笑顔と感謝を多めに投下

不動産屋さんとて人の子。むすっとしている人より笑顔の人に情もわく。目を見てにっこり。ひきつった笑顔は会社員生活で良くも悪くも沁みついてるよ。

感謝の言葉も、素直に伝える。こちらも家賃交渉のお願いや「窓枠測るからメジャーの端持ってて」みたいなお願いも聞いてもらっている。

「おかげでよいお部屋が見つかりました。うれしいです!本当にありがとうございました!(にっこり)」

 

 

高齢になると部屋を貸してくれない問題が巷でささやかれている今、できることはやろうではないか(タダだし)。

 

高齢部屋探し諸兄諸姉の検討を祈る!(私に祈られたくもないよねー)