ながされて無職

無職になった50代女性一人暮らし。ずっと働かないわけじゃない。

部屋探しをしました

飲み物は何が好きですか?

私はコーヒーが好きですなあ。

デミタスカップっていうの?あの小っちゃいヤツで濃いめに入れる。インスタントどばどば。

味わって飲んどる。特に苦みが好き。香りが鼻のまわりにもあもあ漂っとるのもたまらん。

あのころは、無理に目を覚ますために飲むものだったな。流し込むだけの悲しい黒い飲み物。

 

仕事とここらへんの落ち着いた時間って両立するのかなあ。みなさん、どうしてるの?

 

さて、今日は前回に引き続き、「引っ越し編」。

無職になる直前の部屋探しについて書きます。

 

ネットで目星をつける

いやあ、便利な世の中だねえ。

引っ越しは8回目。初めのころは不動産屋から出される数件のものから選んでいたよ。

1)今回の部屋の条件は

  • エリア  某路線沿線 …運賃安くて、行きたい街に直結
  • 駅徒歩  15分以内 …これ以上だと、仕事に行くのがますますいやになるではないか!(仕事再開するにしてもね)
  • 室内洗濯機置き場あり …洗濯好き。外にあるとストレスすごそう
  • ぎょっとするほど汚くはない …無職は基本家にいる

一階OK、3点ユニットOK、収納無くてもOK、キッチン小さくてもOK、狭くてOK(むしろ狭いところ住みたい)。

2)家賃の条件は

「ここに住むなら泣きながら働いた方がまし!」とならない部屋、そのうちの最安で!

 

家賃は少しでも安い方がよい。しかし、無職の間とそれ以降も生活は続くわけで「家賃は安いが生活も気持ちも悲惨!」というのは避けたい。

 

ネットを見る。ふむふむ、この駅周辺に住みたいけどやっぱ高っか。この駅周辺は安いね、スーパーもある。この部屋いいじゃん。ここもありかな。

おおよその目星をつけました。

 

不動産屋へ行く

1)駅周辺の印象

今回の部屋探しでは二つの駅で降りて、周辺をふらふら歩いてみました。

便利かどうかもありますが、自分と相性が良さそうか(感覚でしかない!)を確かめました。

だって、毎日暮らすんだもの。相性が大事!考えるな、感じろ!

 

二つのうち、しっくり来た方の駅の不動産屋に最初に行きました。

 

2)不動産屋へ入る

駅前に3件くらい不動産屋があったのですが、予約も取らずふらふらっとある店に入りました。「ネットで探した部屋を見る」のでなく「不動産屋さんのおすすめを見る」スことに。

自分の見たい部屋もあるけれど、プロがどんな部屋を勧めてくれるのか知りたいよねえ。うわさの「町の不動産屋だけが握っている物件」とやらは、果たしてあるのでしょうか。

 

対応は、若い店長さん。

店「条件は?」

私「安ければ安い方がいいです!」大きな声で叫んだね。

店「・・・」

私 あれ?「1R」とか「1K」とか、そういうこと?はいはい。

 

そんなこんなで4件くらい内見をすることになりました。自分がネットで探した見たかった物件もありました。

 

3)内見する

建物の入り口はいい感じ。清潔。

一つめの部屋へ案内されました。

あれ?なんかキタナ・・・イ・・・?。壁、水回り、風呂・・・。

「もう清掃は終わっているようですね。」「えっ?」

そして、キッチンはあの電熱線ぐるぐるみたいなヤツ。

まあ・・・だよね・・・。安さ重視で探してるからね・・・。こんなもんかな・・・。

しょんぼり。

 

二つめの部屋は同じ建物の別の部屋。

一つめの部屋より千円安いみたい。うっ。ということは・・・。

 

あれ?あれれ?

新築のにおいがするーーーーーー!

「あ、ここは、先日クロスと床の張り替えをしたんですよ。」

部屋が明るい。空気が澄んでいる。壁は白く輝き床はあたたかな風合い。3点ユニットもまずまずきれい。そしてキッチンはIH!

お、小っちゃいクローゼット風の収納もあるじゃん。

窓を開けると、ゴーーーっと電車の轟音。そう、この物件は線路のすぐそばなのだ。

オッケーオッケー!想定内!窓を閉めるとそれほどでもない(ような気がする)!

 

「はい!ここにします!」

 

その後は、てきぱきとカーテンレールの高さと幅をメジャーで測り(メジャー持参)、コンセントの位置を見取り図に書き込み、窓の方角を確認し、洗濯機置き場の防水パンの大きさを確認し(たまに持っている洗濯機が置けないくらい小さいのがある)、部屋を出ました。

あと二つの物件は「もう見なくて結構です!」。内見終了。

 

部屋探しのキモは

1)これまでで最短の内見

8階の引っ越しの内見で、もっとも長かったのは、二日で6軒の不動産屋を回った時かな?一軒の不動産屋で3件くらい内見するので18件くらい物件を見たってことですね。特に珍しい物件を探していたわけではないのですが、どうもしっくりくるところがなかったのですよ。なんとなく住みたくない。

 

今回は、街にしても部屋にしても、条件もさることながら「しっくりきた」としか言いようがない。で、即決。

で、住んでどうかと言えば、「いやあ、よかったね」。部屋は住んでいて安心感があるし、街はいまだにわくわくして新しい良さを発見しているよ。

2)キモは「感覚」

感覚ってのは、思う以上に頼りにしてよいのではないかな。

生きてきた年数分「何が自分は心地よいのか」「何が自分を脅かす(おびやかす)か」を感じつつ、それを研ぎ澄ましてきたものだもんね。

 

後はタイミングもあると思います。

今回決めた部屋はクロスと床の張り替え直後。それでこの家賃。

今決めないと、この部屋すぐに他の人で埋まるな、と思ったのです。

おそらく他の部屋を内見しても、これほどきれいで家賃も納得できる部屋は無いなと、あらかじめネットで検索していた物件を思い出して即決しました。

 

本日はここまで。

次回は、不動産屋さんでの仮契約などについて書きます。